土田 雅也　パートナービジネス部　第一グループ

こんにちは。楽天コミュニケーションズの土田です。
今回は、リスティング広告の成果を上げることを目的とした、電話効果測定について説明していきます。

●消費者の変化と、広告分析の重要性

新型コロナウイルスの影響もあり、消費者の意識と行動が大きく変化しています。先行きが不透明な今、消費者も慎重な消費行動を意識するようになり、消費者と広告の関わり方も少しずつ変化しています。

一方で、コロナ禍の現在であっても、消費者にサービスを認知してもらうためには、広告施策は欠かせません。テレビやチラシ、雑誌などの広告に加え、デジタルを活用したオンライン広告など、オフライン、オンライン問わず広告展開されている企業様も多いと感じます。

しかし、こういった広告施策を闇雲に展開し、明確な分析をせずに露出し続けることが果たして効果的なのでしょうか？
最近では、「分析が可能なオンライン広告のみに注力する」という企業様も増えてきたことからもわかるように、オフライン広告の効果測定や分析は課題を抱えており、デジタル化が進んだ現代であっても困難なものとされています。

　第１回、第2回でもご説明させて頂きました、電話の効果測定も、かつては計測が困難な領域でしたが、いまでは一般的になりつつあります。この、緊急性や重要性の高い「電話」という成果を計測し、どう分析し、改善していくかという点が、これからの広告施策の重要なポイントの１つではないでしょうか。

●リスティング広告最適化のための、電話成果連携機能

　オフライン広告の成果分析課題の１つとして、WEB広告（リスティング広告）などと電話効果の測定が分断されてしまっていて、オフラインとオンラインを横断した、正確な広告分析ができていないということが挙げられます。

また、消費者が検索するキーワードやクリエイティブには膨大な数の組み合わせがあり、広告効果を上げるには自社サービスを検索して探している消費者に最適な広告を見せる必要があります。製品に関する多くのキーワードを分析し、広告運用を最適化させるにはどうしたらよいのでしょうか。

弊社では、広告からの電話成果の測定が可能な「コール・インテリジェンス」というサービスをご提供しており、前述の課題を解決するための「Googleアナリティクス」「Google広告」「Yahoo!広告」などのツールと連携する機能も搭載しています。
電話での成果をオンライン広告の成果と連携し、WEB分析の結果だけでなく、電話成果の高いキーワード分析を行い「Google広告」「Yahoo!広告」の自動最適化案に組み込むことで、リスティング広告の効率化を実現します。

「コールインテリジェンス」の特徴は、より少ない電話番号数で、膨大なパターンの組み合わせに対応した分析が可能という点です。
Google広告、Yahoo!広告へのオフライン成果のインポート機能をご利用頂くことで、広告の効率化を行うことはもちろん、電話での入電成果を含めたキーワード分析や広告クリエイティブの精査を行う事もできます。これにより分析精度を飛躍的に向上させられるだけでなく、これまで分析にかかっていた時間を大幅に削減できます。

さらに、WEB広告施策にオフラインデータを含んだ自動入札を行うことにより、運用の生産性と費用対効果を向上させます。

分析、入札、検証の流れを自動化すると、PDCAを正確かつスピーディに回し、迅速に広告効果を改善することが可能です。

　コロナ禍において、非対面でのコミュニケーションが急増しました。その影響もあって、「電話」を利用したコミュニケーションは、非常に重要なものとして再注目されています。その分析に特化した、「コール・インテリジェンス」をご活用頂くことで、今まで以上の広告効果の向上に貢献できればと考えておりますので、是非ご相談ください！

コール・インテリジェンス：https://comm.rakuten.co.jp/houjin/ci/

土田 雅也　
新卒でインターネット広告代理店に入社。その後、経済系のメディアで、企業向けのデジタル変革を推進するメディアや、テレワークを推進するメディアなどの企画を担当。
2020年から「コール・インテリジェンス」の営業に従事。
最近姪っ子が生まれ、あまりにも可愛がり過ぎて姉に引かれている。

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